20101124


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引き続き高知の名物を紹介したいと思います。先ずはこれ、「1×1=1のアイスクリン」です。





アイスクリームのような形状ですが、ソフトクリームではなくシャーベットの様なものがトップに乗っています。コーンの部分も湿気た食感をしており、全体的にチープな食べ味が魅力の逸品です。

長年、家族や友人たちの間で「何故1×1=1という名前なのか?」という疑問が囁かれてきましたが、今回遂に、売り子の方に教えて頂きました。



なんと「伝統一番、味一番、信用一番」とのキャッチコピーが、屋台の脇に小さく書かれていたのです。長らく謎とされてきたその名の由来が、拍子抜けするほどあっさりと解明してしまいました。なるほどそのような意味があったのですね。ただそれでもなんで1×1=1なのかの説明には全くなっていない気がしないでもないですが、そこは触れないようにしておきましょう。

続いての高知名物、ズバリこれです!



皆さんご存知でしょうか。高知ではどこのパン屋さんでも売っている、しかし他県には全く波及せず、21世紀の今日まで高知県民にのみ支持され続けてきた県外不出の幻のパン、その名も帽子パン!

人気の秘密は見た目の可愛さだけでなく、その味にもあります。真ん中の部分は普通のパン生地なのですが、周りのつばにあたる部分はカステラ生地で出来ており、甘くてサクサクするのです。その為、高知の子供たちはつばの部分だけを好んで食べ、残された真ん中の美味しくない部分はお母さんが食べる羽目となります。

近年、この問題点を改善し帽子パンのつばの部分だけ販売するパン屋が出現したそうですが、この逸話を聞いて皆さん、もはや本末転倒、カステラ焼いて売ればいいじゃねーか、とお思いでしょうか。しかし、カステラでは意味が無いのです!高知県民にとって「帽子パンのつば」は特別な想いがあるのです!(力説)

因みにこの帽子パン、先程も述べたように高知県内どこでも普通に売ってる超メジャーパンなんです。そして高知で生まれ育つ子供たちは、何の疑問も抱かずにこのパンに慣れ親しんでいます。僕は上京して10年以上経ちますが、「東京で帽子パンは売ってない」という事実に気づいたのは、何と昨年の事でした。

その時初めて、高知オリジナルパンだった事を知った訳ですが、いやはやとんだカルチャーショックです。そして同じような体験をする高知出身者は、かなり多いと思うのです。



『笑っていいとも』がお昼の番組だと知った時に
匹敵するショックでした。


僕が小学生の時は、夕方5時に放送していたのです。



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★★★☆☆
高知名物その1。正直、ちょっと甘くてベタベタするのですが、懐かしい味です。

ぼうしパン6個セット 地元でも大人気の県民食! テレビで紹介 送料込...
★★★☆☆
高知名物その2。結構おなかいっぱいになります。

笑っていいともが夕方から放送されている地域があるって本当ですか...
☆※※※☆ <採点不能
高知以外にもあるようです。今でもそうなのかな?


※このエントリーは、旧ウェブサイト内『丁野論』ページに掲載していた文章を、改訂・転載したものです。投稿の公開日は、過去に記事をアップした日に設定しております。

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