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現在、アメリカ№1の映画俳優は誰か、ご存知でしょうか?
実はそれは、今まで紹介してきたロバート・デ・ニーロでも、アル・パチーノでもありません。アイドル的人気を誇るブラッド・ピットやジョニー・デップもまた、残念ながら違います。
ここでアメリカの、と条件を付けたのは、「アメリカ映画を対象とした」アカデミー賞の受賞歴を元に選出すると、という意味だからです。主演・助演部門合わせて12回のノミネートと3回の受賞(男優では最多)という、輝かしい経歴を持つハリウッド最強の俳優とは、ずばり、ジャック・ニコルソンです!

↑1980年 『シャイニング』
さては皆さん、ドン引きしましたね?
そりゃあそうです。今まで散々、人生を演技に捧げたような役者馬鹿を紹介してきたのに、そんな方々を差し置いて、あろう事かジャック・ニコルソンですよ!デ・ニーロやパチーノが、役になり切る為にどれ程の努力を重ねようと、顔が濃いだけのニコルソンに勝てないのです!
・・・というのは冗談。彼も十分、素晴らしい演技力を持ち合わせているのです、いるのですが如何せん、顔が濃すぎる為にその演技力に目が向きません。
役柄についてのリサーチや役作りも行ってはいるのです、いるのですが如何せん、顔が濃すぎる為に何の役をやってもジャック・ニコルソンに見えてしまいます。

↑1989年 『バットマン』
これだけのメイクをしても本来の面影を残せるなんて、本当に、恐るべき顔の濃さですね。
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キューブリックが原作をこねくり回した結果、「ジャック・ニコルソンがすごかった」という記憶しか残らない映画に・・・。
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ティム・バートンが好き放題やった結果、「ジャック・ニコルソンのジョーカーがすごかった」という記憶しか残らない映画に・・・。というのは冗談で、このムードはなかなか好きでした。
※このエントリーは、旧ウェブサイト内『丁野論』ページに掲載していた文章を、改訂・転載したものです。投稿の公開日は、過去に記事をアップした日に設定しております。
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