20080206

2月3日の日曜日、プロアマミックス・コンペティションというものに出場させて頂きました。

プロ教師とお客さまが組んで出場する競技会です。僕は今回が初出場だったんですが、何と5人のお客さまと延べ21曲ものエントリーという、大変な盛況を頂きました。

しかも、さすがサトウアキヒコダンススタジオのみんな、チャチャチャ、ルンバのエントリーが2人ずつなのに対してジャイブ4人てどういうことですか。いわゆるポピュラーな種目には目もくれず、サンバやパソドブレ、ジャイブへの出場者が圧倒的に多いんです。お陰さまでパソドブレからジャイブまで10曲連続、6種類の振り付けを踊り分けるという、集中力の限界に挑戦させて頂きました。いや貴重な経験でした。

この日の為に頑張ってきた甲斐あって、皆さん成績は予想以上に良かったんじゃないでしょうか。何と5人全員が何かしらの種目で優勝するという、素晴らしい成績。ちょっとは先生にも分けて欲しいです。

さてこのプロアマミックス・コンペティション終了後、僕は、同じ会場で午後6時から、ダンスアワードというものに参加する事になっていたのです。

このダンスアワードとは、まあ言ってみればダンス界のレコード大賞とでも言いますか。昨年1年間の成績優秀選手が各部門にノミネートされ、その中で更に大賞を決定するという表彰式典です。この日僕はD級スタンダード躍進賞にノミネートされており、ノミネート選手全員でワルツを踊り、大賞を獲った選手はソロでタンゴを踊る事になっていました。


昨年1年間のトータル成績での表彰式ですから、当日の踊りは勝敗に関係ないんです。


2月24日のアジア・オープンに向けて気合を入れていたのもあり、ここんとこスタンダードは練習してなかったんです。


前日に1時間ほどワルツ・タンゴと練習してみたところ、自分のステップを忘れかけてました。


ええ、分かってます、何を言っても言い訳になる事は。でも夢にも思ってなかったんです。そんな気は全く無かったんです。



まさか大賞を獲るとは。



もうね、ひどい。喜ぶべき事ですけど、ありがたく頂戴しなければならない栄誉だとは思いますけど、でもあのタンゴはひどい。

素晴らしい音響・照明が創り出す幻想的な雰囲気、全国トップクラスの選手と大勢のお客さまが見守る中、ステップを間違えない事だけに集中したデモンストレーション。

お客さまや他の選手に「ちょーのー!」とご声援を頂くも、答える余裕などありません。ホントに、曲の途中で辞退しようかと思いました。

今後はこのような事の無いよう、日頃からスタンダードも練習しておこう、と身に染みて反省いたしました。





またこのヘアスタイルだけで
乗り切ろうという魂胆が、
そもそも舐めてました。



※このエントリーは、旧ウェブサイト内『丁野論』ページに掲載していた文章を、改訂・転載したものです。投稿の公開日は、過去に記事をアップした日に設定しております。

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