20080205

ヘアラボ、という商品をご存知でしょうか。



↑このような人形型雑貨です。実はこの人形、髪の毛のように芝が生えてくる、ユーモア溢れるデスクトップ・ガーデニングなのだそうです。



↑髪(芝)が生えるとこのように。どこか不気味な、でも愛らしい、癒し系アイテムという訳です。

実はこのヘアラボ君、スタッフの誰かがプレゼントされたようで、先日より教室の控え室に飾り付けられました。スタッフルームの窓際の日のあたる場所に設置され、容器には水をなみなみと湛え、あとは数日の内に始まるという髪の出現を待つのみとなりました。我々スタッフもまた、誰の物かは分からないながらも、まるで自分の物のようにその成長に期待の眼差しを向けるのでした。きっとそのキュートな姿で、日々の仕事や練習に忙殺される我々の心を癒してくれる事でしょう。

・・・・・・。


・・・・・・。



・・・それだけじゃあ、物足りない・・・。



ちょーのの心にムラムラと、黒い欲望が湧いてきます。ただ単に放置・観賞するだけではつまらない。誰の物かは分かりませんが、折角ですから、ヘアラボ君をよりスタイリッシュに、より癒し系にプロデュースしてやりたい。つまり、日光に対する角度を徐々に変えることで髪(芝)の伸びる方向を操作し、変な髪型にしてやろう、という悪魔のプロジェクトです、ええ、誰の物かは分かりませんが。

そして悩みに悩んだ末、ヘアラボ君の髪型が決定しました。最近流行のこのヘアスタイルです!




ゲゲゲの鬼太郎。



これはなかなか難易度が高いですよ。ヘアラボ君の頭頂部から生えて来る髪を、ぐるっと前面まで誘導し、しかも顔の半分だけ覆い隠さねばなりません。髪の成長は相当早いそうなので、数時間単位での調整が必要となるでしょう。この日からちょーのの自然との格闘が始まったのです。朝、出勤して最初にヘアラボ君の様子をチェックし、練習や仕事の合い間に角度を修正し、光量も調節出来るよう日中もカーテンを半分閉めたり、と。丁寧に丁寧に、愛情を込めて、この世界に1つだけの花(芝?)を育てます。いやホントに、農家の人たちの苦労とか分かるような気がします。


↑このように設置。

そして数日後、見事ゲゲゲのヘアラボ君としてブレイクを果たせたのでしょうか?その成長や如何に?









・・・失敗。



何と他のスタッフが、「何で傾いてんの?」と思いながら角度を戻してました。「何で部屋が暗いの?」と思いながらカーテンも開けてました。あああ俺の苦労が、愛情が、格闘の日々が。まさか身内から妨害されるとは、いつの世も敵は己の内にあり、という事か。ゲゲゲのヘアラボ君のはずが、これじゃあ骨川スネ夫ではないか。



まあ元々僕の物ではないんですけど。 <土屋先生のでした。 <勝手に弄って怒られました。



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★★★☆☆
なかなか楽しい商品です。丸顔と長顔のパターンがあるらしい。


※このエントリーは、旧ウェブサイト内『丁野論』ページに掲載していた文章を、改訂・転載したものです。投稿の公開日は、過去に記事をアップした日に設定しております。

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