友人の結婚式の2次会で、ダンスデモンストレーションを依頼された。曲数はCSRの3種目、場所は六本木のclub XROSS(クラブクロス)という所で、実際に踊るステージの広さはちょーの宅程度(BTK含12畳ぐらいね)というなかなかエキサイティングな条件だ。
新郎は僕のパートナーの大学同期生。そしてその代の競技ダンス部主将であり、ちょーのの学生時代の友人でありライバルでもあった人物。てゆーか僕より全然カッコ良く踊っていた男だった。現在は某一流総合商社に勤務、この度見事モデル並の美人妻を向かえ盛大に式を開催するに至るという、勝ち組を絵に描いたような
気合をいつも以上に入れ準備を整え、いざ、ステージへ。僕達の紹介が終わり曲が始まる。さあ動き出そうとパートナーと手を繋いだその時。
キャァ――――!!
ん、何?
誰か有名人でも来たの?
。。。とりあえず踊り続ける二人。
スピンをする。
キャァァ―――!!!!
バテュカーダをする。
キャァァァァ―――!!!!
ロールをすrギャァァァァァァァァァ!!!!!
お前達、落ち着け!!
どうした事か、観客の皆様(主にダンス部の後輩達)が奇声を発している。さては暗くて狭い空間に長時間ジッとしてたもんだから集団催眠にでも掛かったか、或いは誰か芸能人が式に乱入・新郎新婦はサプライズってゆう企画か、などと憶測が頭の中を駆け巡るんだがどれも違うらしい。それどころか「ちょーのさーん!」「のぞみ先パーイ!」の声から推察するにどうやら僕達に向けられた歓声らしい。
ありがたい話ではないか。未だかつてこれほど盛り上げてくれる観客の前でデモを踊った事は無かったよ。。。学生ダンスの友人とはいえ、殆ど見も知らぬ僕にこれほどの歓声をくれる皆様の温かさったら、ホントに、もう。。。(目頭を押さえながら)
主役は新郎新婦ですから!(お忘れなく!)
※という心配をするまでも無く、その後本当の主役がきっちりと式を盛り上げ、締めてくれました。Yくん、Mさん、本当におめでとうございます!あのようなめでたい席でデモを躍らせていただき、とても嬉しかったし誇らしかったです。
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CLUB XROSS
☆※※※☆<採点不能
僕らがここで踊ったのが05年ですが、その後09年9月に閉店したそうです。諸行無常・・・。
※このエントリーは、旧ウェブサイト内『丁野論』ページに掲載していた文章を、改訂・転載したものです。投稿の公開日は、過去に記事をアップした日に設定しております。
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