20040804

先日、呪怨を観ました。

映画自体は2002年のもの、ビデオが出てブームが巻き起こったのも去年の話なので、まあ今更という感じではあります。
実はなんとなく怖い映画を観たくて、レンタルビデオ屋でたまたま目に留まったのが呪怨だった、というだけの理由で借りてきたんですが。
でも一応大ブームを起こした映画だし、乗り遅れたとはいえ観といた方が良いかな、なんて思いまして。
しかも何と言っても、あのサム・ライミ(『スパイダーマン』監督)も絶賛しハリウッド版としてリメイクするくらいだから、さぞかし怖いことでしょう。こいつは楽しめそうだ。

ああどうしよう、すごく怖かったら。
観たあとトイレに行けるだろうか。
久し振りに涼しい夜が過ごせそうだ。
さあ、頼むぞ、俊夫!


↑としお

俺を死ぬほど怖がらせてくれ!!

・・・・・・

・・・そんな心配、全く必要ありませんでした。


だって全然怖くなかったんです。


おもいっきり冷静に観ちゃいました。
いや、良い映画だし演出もうまいなーとは思うんですよ。でもなんでだろう・・・?
おかしい、僕はどちらかというと男のくせに怖がりだったはず。

『リング』を観たあと妹を怖がらせてやろうと、テレビの砂嵐をつけっぱなしにしてたら自分の方が怖くなって眠れなかったほど怖がりだったはず。

感受性を失ってしまったのでしょうか?

歳とともに想像力が欠乏してしまったのでしょうか・・・?
恐ろしいものに対する恐怖心、畏敬の念が薄れているのやもしれません。

それともやっぱり、


独りで観たからでしょうか?


独りの方が怖いと思うでしょう?とんでもない!
独りで観るホラー映画の盛り上がんない事ときたら・・・。
あれほど期待して構えていたのに。
俺のこの胸の高鳴りをどうしてくれるんだ。

もはや俊雄(としお)も可愛いとさえ思えてくる。



↑並べてみた


ほら、どことなく可愛くないですか?親戚の子供みたいで。
あれ?虚しさのあまり涙が・・・。



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★☆☆☆☆
ほんとに、なぜこんなにも楽しめなかったのか・・・。


※このエントリーは、旧ウェブサイト内『丁野論』ページに掲載していた文章を、改訂・転載したものです。投稿の公開日は、過去に記事をアップした日に設定しております。

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