20070530

070516_丁野の一番長い日

さて前回のちょーの論の続きです。

本年度最高の話題作を観に、亀有の映画館を訪れました。果たして何分待ちの行列が出来ているのでしょう。自分たちは指定席チケットを持ってはいますが、本当に座ることが出来るのか甚だ不安です。或いはダフ屋にこのプレミアチケットを狙われるかもしれません。恐る恐る劇場に着いてみると・・・。




観客13人。


写真の中央手前に1人で座っているのがのぞみ先生です。その後ろに他の観客グループが3人。この写真を撮ったあと、もう少し人数が増えて最終的には13人になったのですが、だいたい皆この付近に座って観劇していました。選びたい放題だから観やすい席に集まるんだよ!(怒)

どういうことだみんな!

本年度最高の話題作じゃなかったのか!


日本映画の歴史を変える作品じゃなかったのか!!



指定席じゃなかったのか!!!



・・・スイマセン取り乱しました。予想外の事態に付いて行けなかったようです。それにしても、本当にどうした事でしょう。調べによると227席ある劇場だったので、この時の人口密度は何と5・7パーセント(13/227×100)にもなります!以前より渋谷や新宿で大勢の人の波を見る度にこの人たちはどこからやって来るのだろう、狭い日本のどこにこれだけの人がいるのだろうと不思議に思っていたものですが、なるほどこういう場所がその煽りを喰っていたのですね、うん、見事な過疎化ですてそんな場合じゃない。

兎に角冷静を取り戻し、何とか映画を観ましたが、この非常事態に最後まで納得がいきませんでした。これは非常に重要な、考えるべき事件です。我々日本人はどこへ向かおうとしているのか?真に観るべき映画、耳を傾けるべきメッセージに気付いていないのではないだろうか?足を止めて、本当に大事なものについて今一度考えてみてはどうだろうか?耳を澄ませばほら、どこからか妖怪たちの声が聴こえてk


あ、また映画の感想書くの忘れた。



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★★★★☆
日本のクリエイターの中には妖怪ファンが相当いるそうで、それで、こういった企画が通りやすくなり、その完成度もハンパないものになるんだとか。


※このエントリーは、旧ウェブサイト内『丁野論』ページに掲載していた文章を、改訂・転載したものです。投稿の公開日は、過去に記事をアップした日に設定しております。

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