20040619


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散々好奇心を煽る文章を展開しておいて今更ではあるが、現在患部の状態はきわめて良好であるのでご心配なく。てゆーかお騒がせしまして本当に申し訳ございませんでした。

あの事件以来、包帯を巻いた足で踊りながら日々の職務や練習をこなしていた。その包帯も2週間ほどで取れ、6月19日現在ではわずかなかさぶたと色の異なる皮膚が負傷の痕跡を残すのみとなっている。もちろん痛みはもう無い。

しかし微妙に跡は残りそうだし、何よりも全治3週間(~1ヶ月)というとかなり重症な怪我である。面倒臭くて(オイ)病院にも行かなかったが自分の人生では上位にランクインされるであろう事故だった、今にして思えば。

さてあの夜、僕の身体を襲った恐怖は、実は熱湯による火傷だけではなかった。
この火傷に劣らぬ恐ろしい出来事が、もうひとつ起きていたのである。





昏睡状態の僕に落書き。





苦しむ僕に追い討ちをかけるかのようなこの行為。
盛り上がるギャラリーたち。
僕の受難は未だ終わっていなかったのである。
いやむしろこれからと言うべきか。



額に「中」と書かれる。ラー○ンマンか!



まぶたに目を描かれる。寝てるのに起きてる。


ああ、この世に神も仏もいないものか・・・。
人はここまで残酷になれるものなのか。
鬼です。
ここには鬼がいます。






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※このエントリーは、旧ウェブサイト内『丁野論』ページに掲載していた文章を、改訂・転載したものです。投稿の公開日は、過去に記事をアップした日に設定しております。

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