20040607

僕が作った料理の中でナンバー1に評判が良かったもの、それが『から揚げ親子丼』です。

名前聞いただけで作り方は想像できてしまうんですがそのまんま、親子丼の鶏肉がから揚げになったものです。
でも意外と見かけないじゃあないですか?

揚げ物がめんどくさい場合は冷凍食品のから揚げを使って充分おいしく出来ます。その場合、凍ったから揚げを解凍せずにそのまま使う事をお勧めします。大きすぎる場合は一口サイズにカットして(凍ったまま)いためれば、から揚げがべちゃっとならずに仕上がるからです。
材料も普通の親子丼と同じ玉葱や三つ葉なんかで大丈夫、他の野菜を試したことないからわかりませんが。

そしてこれも普通の親子丼と同じく、最後の卵の固まり具合が非常に重要です。

うまいのは半熟ぐらいのとろっとした状態なんですが(好みにも因るけれど)、この技術が非常に難しい。
僕の場合卵をほとんど溶かずに多めに流して、箸で3、4回かきまぜたらふたをして8秒から10秒待つと、良い具合に仕上がるようです。
その日の火加減や材料の具合で微妙に様子が変わります。

あとは集中力。

もたもたすると卵が固くなってしまうだけでなく、せっかくカラッとなってるから揚げがべちゃっと軟らかくなってしまうから、手際とスピードに神経を集中しないとダメなんです。

うまくいけばほら、ふんわり卵とさくさくから揚げの親子丼が・・・。

ああ、腹減った・・・。



※このエントリーは、旧ウェブサイト内『丁野論』ページに掲載していた文章を、改訂・転載したものです。投稿の公開日は、過去に記事をアップした日に設定しております。

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